【プレスリリース紹介】ChatGPTやStable Diffusionを駆使し、Unity®ゲームと映像を1日で制作！中高生向け「AI×クリエイティブ1DAY」イベントレポート

■プレスリリース日付：2023.05.25 13:00のプレスリリース
■プレスリリース元URL：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000191.000019771.html

ChatGPTやStable Diffusionを駆使し、Unity®ゲームと映像を1日で制作！中高生向け「AI×クリエイティブ1DAY」イベントレポート

ライフイズテック株式会社
2023.05.25 13:00

プログラミング教育サービス事業を手がけるライフイズテック株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：水野 雄介）は、2023年5月3日〜7日のゴールデンウィーク期間中、中高生約220名を対象に「AI×クリエイティブ1DAYイベント」を無料開催いたしました。
「Unity®ゲームプログラミング」「映像制作」の2コースで、ChatGPTやStable DiffusionなどのGenerative AIを実際に体験しながらクリエイティブ技術とAI、そして自分自身の創造性を掛け合わせることの楽しさを中高生に体感してもらいました。

イベントの様子

ChatGPTやStable  Diffusionに代表される生成AIがますます身近な存在となる中、「AIネイティブ」である中高生に、AIが持つ可能性や自分にとってのポジティブな使い方を知ってもらうことを目的に開催した「AI×クリエイティブ1DAYイベント」。2023年5月3日〜7日のゴールデンウィーク期間中、東京・大阪の2会場にて、中高生約220名を対象に実施しました。

コースは「AI×Unity®ゲームプログラミングコース」と「AI×映像制作コース」の2コース。それぞれ5~6名のグループに分かれ、大学・大学院生メンターが各テーブルに1人つきます。
カラフルなTシャツを身につけ、ワクワクするオープニング、そしてAIに関するアクティビティを行ったのち、本格的な開発に入りました。

「AI×Unity®ゲームプログラミングコース」では、プレイヤーを走らせて障害物を避けながらゴールを目指すゲームを制作。プレイヤーを動かすコードを説明に沿って書いた後、生成AIを使ってゲームをアレンジしていきます。
まずは画像生成AI「Stable Diffusion」を使い、オリジナルの背景を生成。自分がイメージする世界観を言語化し、プロンプト入力していきます。背景が生成されたら、次に音楽生成AI「Mubert」を使ってBGMを生成。こちらも自分が表現したい音楽の雰囲気（例えば「Happy（幸せ）」「Fun（楽しい）」「Epic（壮大）」など）を想像し、プロンプトを考えていきます。
よりオリジナル化するために、障害物を動かしたり、変化させるコードもChatGPTに指示。ChatGPTによって生成されたコードを活用しながら、ゲームをより複雑化させていきました。

一方、「AI×映像制作コース」のテーマは「清涼飲料水のCMを作ろう！」。
動画編集ソフトAdobe Premiere Proを使いながら、テキスト生成AI「ChatGPT」と一緒にCMのキャッチコピーを考えます。ChatGPTに出してもらった10個のコピーから好きなものを選んだ上で、さらにChatGPTと「対話」を繰り返し、コピーをブラッシュアップさせていきます。
次に、ゲーム同様に画像生成AI「Stable Diffusion」で背景画像を、音楽生成AI「Mubert」でCMのBGMを作成し、自分だけのオリジナルCMを完成させました。

最後は完成させた作品をチーム内で共有。同じゲーム、同じCM素材を利用したにも関わらず、一つとして同じ作品がなく、一人ひとりの個性や「好き」が垣間見える作品がずらり。
UnityやAdobe Premiere Proに初めて触る参加者が多くいたにも関わらず、たった１日で全員がオリジナルのゲームや映像を制作できたことに驚き、AIと共創するからこそのスピード感と「AIネイティブ」である中高生たちがAIをポジティブに活用していくことの可能性を感じました。

参加した中高生たちは、「AIでこんなにクオリティの高い絵や音楽やスクリプトができるのに驚きました」、「AIを沢山駆使して、映像を作るのは新感覚で楽しかったので、もっといろんなものを作ってみたい」「AIについて強くなれたかも！」などといった声が聞かれ、AIの可能性を実感した様子でした。

ライフイズテックは今後も、AIをはじめとするデジタル技術を活用したものづくりの機会を増やし、自身の可能性やクリエイティビティを発揮しながら未来を創造していくさまざまな挑戦を支援してまいります。

なお、夏休みに開催する「Life is Tech ! Summer Camp 2023」では、早稲田大学や学習院大学、名城大学などで新たにAIコースを新設し、生成AIを活用しながら、主にゲームを制作します。ノベルゲームや脱出アクションゲームのようなクリエイティビティに富んだゲームや、ゲームのオープニングムービーをつくりながら、AIと協創する方法を学んでいきます。お申し込みは、2023年7月6日（木）まで。
詳細・お申込み：https://camp.life-is-tech.com/

開催概要

開催日程および会場：
【東京会場】5/3（水・祝）、5/4（木・祝）、5/5（金・祝）、5/7（日）いずれも10:00〜17:00
【大阪会場】5/6（土）10:00〜17:00
参加費：無料
コース概要：
【AI×Unity®ゲームプログラミングコース】
「AIと一緒にゲーム制作のクリエイティブを開拓しよう」
ChatGPTや Stable DiffusionなどのGenerative AIを使って、自分が思い描く世界観やルールなどを盛り込んだゲームを創ります。
【AI×映像制作コース】
「AIと対話して映像制作の可能性を広げよう」
映像を作る上で重要なストーリーをChatGPTと対話して制作し、オリジナルの映像を創り出します。また、音楽生成AIやStable DiffusionなどのGenerativeAIを使って、映像に必要な素材や音楽を作ることも。
Webサイト：https://project.life-is-tech.com/ai1day2023

参加した中高生の声

・「AIでこんなにクオリティの高い絵や音楽やスクリプトができるのに驚きました。また、それを作るだけではなく、実際にゲームに落とし込むところまで体験できて、本当にAIを開発に使うことができるのだと実感出来たのが良かったです。1日だけだったとは思えないほど濃い学びになりました！チームのみんなもそれぞれが自分の世界観でゲームを完成させていて、AIって凄いんだなと思いました。今までゲーム作りは素材から自分で作っている感じだったけれど、これからの開発に積極的にAIを取り入れていきたいと思います。」（高校1年生）
・「楽しかった！自分の身の回りの世界を変えることができるとわかった」（高校1年生）
・「AIを沢山駆使して、映像を作るのは新感覚で楽しかったので、もっといろんなものを作ってみたい」（高校2年生）
・「1日楽しかったです！AIについて強くなれたかも！」（中学1年生）

夏休み｜参加者募集「Life is Tech ! Summer Camp 2023」

ライフイズテックのIT・プログラミングキャンプは、3~5日間でプログラミングやゲーム制作・デジタルアートを学ぶ短期集中プログラムです。今年は2023年8月1日〜25日の夏休み期間中、中高生を対象に、プログラミング・ITキャンプ「Life is Tech ! Summer Camp 2023」を早稲田大学、関西大学などの大学キャンパスを含む各会場で開催します。
今年は、プログラミングをはじめ、プロの技術を学べる10コース以上の多彩なコースに加え、クリエイティブ技術とGenerative AIの活用に特化した「AIクリエイティブコース」を新設するほか、AIアクティビティなどのプログラムを通じて、全参加者が最新テクノロジーを体感できる設計になっています。
2011年にスタートし、延べ55,000人が参加。これまで参加者いただいた中高生の99.4%が「楽しく学べた」と回答しています。
詳細・お申込み：https://camp.life-is-tech.com/